以下、怪文書。分かれた後にも満足だったと言える相手って、中々会えないと思うんだ。賢者モードでも不時着しない高揚感に、彼女を選んだ数日前の己を褒めるしかなくなる。いいね、良い人生だね。ドMな人は勿論楽しめるとは思うけど、そうでない人も楽しめると思う。ただ流される訳でも、こちらから進みを決める訳でもなく、流れの中で舵を取りに行く感覚は、風俗で初めて感じた。とはいえ、時間について互いに口に出すことはなかったが完璧だったあたり、全体の流れをリードしてくれたのは彼女の側だったのだろう。嗚呼、また一つ敗北を知ってしまった。